ピエール&マリー・キュリーのブックエンドは、著名な科学者夫妻が研究室で計測機器と共に描かれたデザインです。マリー・キュリーは、夫ピエールが設計した圧電電位計の前で作業しており、ピエールは自身が発明した電気スコープの前に立っています。
仕様
高品質の鋼板からレーザーカットされたブックエンドは、本棚の本や中判サイズの書籍をしっかり支える優れた剛性を備えています。
安定性は、ブックエンド内側のフラップに本の重さが加わることで自動的に固定され、さらに底部に装着されたシリコン製の滑り止めパッドによって確保されます。
塗装はマット仕上げで、黒色は様々なインテリアスタイルに調和します。
塗装には粉体塗装(パウダーコーティング)方式が採用されており、耐久性に優れた高品質な表面加工を実現しています。
家具や棚を傷から守るために、パッドの品質にもこだわっています。
使用されているスチール素材は、長期的な耐久性と高い堅牢性を兼ね備え、劣化の心配がありません。
この金属製装飾品は、インテリア用に特化した小ロット生産に適した産業用レーザーカット機による精密な加工の利点を活かしています。
初期スケッチから最終製造に至るまでの全工程は、自社によって一貫して行われています。
2個セットでの販売です。
ピエール&マリー・キュリー:物理学と化学を変えた科学者夫婦
ピエール・キュリーとマリー・キュリー夫妻は、放射能の発見をはじめとする科学への多大な貢献で知られています。その研究は物理学と化学の分野において画期的な影響を与え、二度にわたるノーベル賞受賞へとつながりました。
1898年、夫妻はウラン鉱石から新たな放射性元素であるポロニウムとラジウムを発見しました。この発見は物質の構造に対する理解を一変させ、放射能研究の新たな道を開きました。
1903年、夫妻はこの先駆的な研究によりノーベル物理学賞を共同受賞し、放射能分野で初めて科学的栄誉を受けた人物となりました。その後、1911年にはマリー・キュリーがラジウムとポロニウムの研究によりノーベル化学賞を受賞し、異なる2分野でのノーベル賞受賞者第1号となりました。
キュリー夫妻の研究は医学分野にも重要な影響を与え、放射線治療の基礎を築きました。残念ながら、ピエール・キュリーは1906年に事故で命を落としましたが、マリーはその後も研究と教育に力を注ぎ、パリ大学で教鞭をとり続けました。
彼女の研究と教育への献身は、後世の科学者たちに多大な影響を与え続けています。キュリー夫妻の名前は、科学の歴史の中で不屈の探究心と献身の象徴として刻まれています。
環境への配慮
ブックエンドは再生鋼材とリユース鋼からレーザーカットされており、使用されている鋼は100%リサイクル可能な素材です。
塗装に使用される顔料には、溶剤や有害物質が一切含まれておらず、静電気によって粉体を吹き付け、約280度の炉で焼き付ける工程を採用しています。
梱包には、すべて再生可能な自然素材の紙と段ボールを使用しています。
金属製ブックエンド。フランスのデザイン – EU製造

